紫苑さんの暮らし方を真似したい 年金月5万円での暮らし方

おすすめの本
aki-ecolife1103

今、すごく気になって、書籍を読んだり、

YouTubeを見たりしている方がいます。

1951年生まれ、現在73歳の紫苑さんです。

図書館で予約して読んだ本がこちら。

aki-ecolife-shionsan

『71歳、年金月5万円、あるもので工夫する楽しい節約生活』

YouTubeで得た情報と混ざってしまっているかもしれませんが、

過去には月に31万円の生活費がかかっていたところ、

現在は月5万円の年金をやりくりして生活しているとのこと。

一度上がってしまった生活水準を下げるのはとても難しい。

それを31万円から5万円にまで下げるなんて。

下げざるを得なかった状況だとはいえ、

ここまでの変化はなかなか起こせません。

暮らしをコンパクトにするため、

好きだったものを手放すのは苦しかったはずです。

私も、もう絶対に復活しないであろう、

かつてハマった趣味のものを、なかなか捨てることができませんでした。

私の好きだったものは、アクセサリー作り。

天然石やスワロフスキーでピアスやブレスレットを作って販売までしていました。

十数年ぶりにやってみようと、

道具や材料を取り出しましたが、

残念なことに老眼のためにうまくできませんでした。

もう、本当に、アクセサリー作りは卒業しよう・・・。

そう思ったのに、道具や材料を処分することができませんでした。

不要なものなのに、

何万円もかけて買い集めたことが勿体なく思えたり、

過去の思い出を引きずったりしてなかなか決心がつきませんでした。

紫苑さんは、やらざるを得ない状況に陥ったのもあり、

たくさんの着物を手放したそうです。

手放す他にも、洋服のリメイクのために着物や帯を使って蘇らせることも。

紫苑さんのトレードマークともいえる

ヘアターバンにも、着物のハギレで作ったものが。

このヘアターバンが、本当に素敵なのです!

年金月5万円で暮らすために食材も厳選。

パンを焼き、オイルサーディンを作り、

野菜を干して保存する・・・。

憧れの生活です。

私はプラごみを減らしたいので、

パンはなるべく手づくりするようにしています。

でも、パンを焼く時間のないときには買ってきてしまうこともあります。

人の手が入ったものほどきっちりとパッケージされ、

それに頼らざるを得ない状況が続くと、

ごみが増えてしまいます。

プラごみは1ヶ月に1度45リットルの袋に入れて出していますが、

バタバタが続くと2週間でごみ袋がいっぱいになってしまうことがあります。

ごみ袋がいっぱいになってしまう原因には、

大いに心当たりがあります。

なるべく波のないように暮らしたいなぁと思います。

事前に予定が分かっているので、

手がかかることは他の日に分散させて、

ゴミの少ない日々を送りたいです。

・・・実際は難しいのですが。

そして、紫苑さんのように節約生活を楽しみたいです。

食の知識を増やして、

美味しく、楽しく、賢い食事にしたい。

すべては無理だけれど、

参考にしたいことがたくさんありました。

紫苑さんのように、

使えるお金が少なくなってからの方が楽しい!と、

私は思えるんだろうか。

・・・ふと思いました。

使えるお金が変わらなければ、

節約すればするほど残るお金が増えるので、

それは楽しいと思います。

でも、使えるお金が減ってしまったら・・・。

とてもゲーム感覚でなんて楽しめない。

お金が減っていく焦りと、

未来への不安に、

心落ち着く時間なんて持てないんじゃないだろうかと思うのです。

31万円から5万円は、

あまりに差が大きすぎます。

そんな中でも生活を楽しめる紫苑さんは、

心が豊かなのだなぁと思います。

また、自分に向き合い、自分をよく知っている人なのではないでしょうか。

私は、普段、生活していて、

”環境によいこと”と、”節約になること”の、

どちらが大事だったのか、

ときどき分からなくなるときがあります。

それは、”環境にはよいけれど節約にならないこと”や、

”節約にはなるけど環境にはよくないこと”がたくさんあるからです。

迷いながらも、

”自分の便利や楽を優先させてエコではなくなること”は

なるべく避けたいと思っています。

紫苑さんは、環境のことはほとんど触れていませんが、

紫苑さんの暮らしには環境によいことがたくさんあふれています。

いっぱい真似させていただきます。

ヘアターバンの作り方を探さなきゃ(笑)。

コメント

タイトルとURLをコピーしました