環境にやさしい綿棒を使う

エコ
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いつもいつも、

ドラッグストアで一番安い綿棒を買っていました。

材質のことは気にもせず、

プラスチックの円柱のケースに200本入っているものを使っていました。

棒の部分もプラスチック。

それが当たり前だったので、

たいして気にも留めずに使っていました。

ここ数年は、プラスチックの糊付の袋に入ったものを使用。

綿棒は1本1本個包装され、

さらにミシン目がついてとても便利そう。

実際、泊まりの際に持っていくのにとても便利でした。

その、便利な個包装の綿棒を使い終わるタイミングで、

こちらに買い換えました。

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パッケージは紙。

棒の部分は竹でできています。

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泊まりのときには、この綿棒を数本、

そのままポーチに入れます。

自分や家族で使うものが個包装である必要なんてありませんでした。

これまでは、家で使うとき、

綿棒をひとつ取り出して、

わざわざ個包装を開け、

使った後はプラごみと燃えるごみに分けて捨てていました。

何て無駄なことをしていたんだろう(苦笑)。

ごみも手間も増やしていました。

当たり前だと思い込むことや、

知らないことは怖いことだと思います

(綿棒の話なのに、なんだかオオゴトですが)。

私たちが、普通だと思っていること、

さらに、そこに便利という発想が加わると、

エコには遠回りになります。

もちろん、私も、便利や快適を求めることはあります。

でも、突き詰めすぎなくても、案外楽しく普通に生きていけるものだと思います。

私の尊敬する、

『ゼロ・ウェイスト・ホーム』著者のベア・ジョンソンさんは、

プラとか竹とかではなく、

ごみを減らすために、

もはや綿棒そのものを使っていないそうです。

家族もみんな、

ごみを出さないために工夫して暮らしています。

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4人家族で、1年間に出るごみの量は、瓶1本分。

恐ろしいぐらいのごみの少なさ!

我が家は燃えるごみの日に10リットル袋1つ分出ます。

とても真似できません。

でも、それでいいと思うのです。

極端な数字を求めるのではなく、

できることを意識して実践する。

そうです!

意識するのが大事なのです。

エコを意識して過ごすと、

自然とエコの情報が入ってくる→

その中から自分にできそうなことを取り入れる→

さらにエコを意識できる…

の繰り返しでいいと思います。

まだまだ、エコに関して知らないことがたくさんあります。

知らないことを知ろうとする、

学ぶ、

知識が深まったら意識して過ごす。

ときに、自分の取り組みを外に発信する、

知ってもらってエコの仲間を増やす…。

初めは受け入れられにくかったエコバッグが、

今や当たり前になったように、

プラスチックを天然素材に置き換えることや、

ごみを減らしていく意識を持つことが当たり前の世の中になったらいいなぁ、と切に思います。

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