7、8年前だったでしょうか。
私の住む市の中で一番新しい、できたばかりの図書館へ出掛けました。
何気なく向かった家政学のコーナーにはここ数年に出版された本が何冊も並び、
この本を読めば新しい情報が手に入る!
きっと生活に役立つことが書いてある!
と、その本たちのタイトルを見ただけでわくわくしたのを今でも覚えています。
2週間で読める分だけ…と、
斎藤健一郎さんの『本気で5アンペア生活』、
家事えもんさんの『得する家事』と共に借りたのが、
こちら…
ベア・ジョンソンさんの『ゼロ・ウェイスト・ホーム』です。
350ページ以上の、かなり読み応えのある本なのですが、
ジョンソン家の出すゴミの少なさに驚いたり、
食べ物でも化粧品でも掃除用品でも何でも作ったり工夫して使うことに感銘を受けたり、
面白くてあっという間に読み切ってしまいました。
帯にもありますが、
ジョンソン家4人で1年間に出すゴミの量は、
なんと!ガラス瓶1本分!
文化やゴミ回収ルールの違いはあれど、
それでもこの量の少なさ…。
そして、家族全員がゴミの減量に取り組んでいるところ。
家族で価値感が同じって、素晴らしいですよね。
我が家はゴミの分別に関しては、みんな自然とやってくれます。
しかし、もう少し物を減らしてシンプルに暮らしたい私と、
グッズを集めたり、何かを飾ったりするのが大好きな家族。
物に関しての価値観…と言うか、考え方は相違があります。
また、その話はいつかさせていただくとして…(笑)。
ジョンソン家のゴミの少なさに衝撃を受けたのと同時に、
ほんの少しだけ環境についての知識も持ち、
できる範囲でゴミを減らしていこうと考えるようになりました。
ただのゴミと化してしまう消耗品の使用を減らす、
ゴミと資源を分けて、資源はリサイクルしてくれるところへ持ち込む、
補修して使えるものは直す、使う。
物と真剣に向き合った結果、手放すことになり、
一時的にゴミの量が増えたこともありました。
でも、基本的には、一回の燃えるゴミの量は10リットル1袋分。
この本と出会ったおかげで我が家のゴミの量は減りました。
私は、ゴミを減らせた方法を少しずつこのブログに書いて行きたいと思っています。
でも、ぶっちゃけますと、この本を読んでいただくのが一番だと思っています(笑)。
なぜなら、私の考え、方法の根幹がこの本なので。
とは言え、やはり少しずつ書いて行きたいと思います。
少しずつ取り組めるように、少しずつ…。